パーラにサンチェス…巨人は今季も助っ人に泣かされる予感
巨人の助っ人勢が停滞している。
ヘラルド・パーラ(32=ナショナルズ)は左首の違和感を訴え、3、4日の日本ハム戦を欠場した。原監督は「大したことはない」と軽症を強調するが、キャンプでは左膝痛も発症していた。これまでのオープン戦4試合で12打数4安打、打率・333と調子自体は悪くないものの、メジャー通算1312安打の大物も、コンディション面の先行きは不透明である。
パーラ以上に原監督をザワつかせているのは、エンジェル・サンチェス(30=韓国SK)だろう。登板したオープン戦2試合で5失点と2失点。防御率は15・75だ。
「昨年の韓国リーグ17勝(5敗)の触れ込みで、開幕ローテ入りはほぼ決まっているが、登板予定の7日のオリックス戦の内容、結果があまりにも悪ければ、白紙に戻される可能性もあります」(チーム関係者)
チアゴ・ビエイラ(27=ホワイトソックス)は制球難で前回2失点。クローザーを務めることが濃厚なルビー・デラロサ(31)の“保険”の意味合いが強い補強とはいえ、その守護神候補も前回登板で2失点と打たれている。