センバツ中止で目標切り替え 夏の甲子園は沖縄勢に要注意
全国の先陣を切った。
25日、高校野球の沖縄春季大会がセルラースタジアムなどで開幕。延長十三回のタイブレークに突入する激戦となった那覇対北谷戦など計9試合が行われた。中止になったセンバツから導入される予定だった1週間で500球以内の球数制限や、申告敬遠が適用され、同戦では申告敬遠が活用された。
その一方で、新型コロナウイルス感染拡大により、全国各地では春季大会開催のメドが立っていない。25日時点で開幕を予定、もしくは未定になっている県が大半で、静岡、福岡、四国4県では中止が決定した(福岡は各地区大会は開催)。
センバツが中止になり、各校は夏の甲子園に目標を切り替えている。高野連はこの日、5月中に開催に関して何らかの方向性を出す方針を示した。夏に開催できるかどうかはコロナ次第だが、沖縄はどの都道府県よりも早く準備や対策を進められる。夏に有利に働きそうだ。