反対選手を無視 青木功会長3期目スタートで破滅に進むJGTO
青木会長は続投するが、やらなければならない問題は山積している。まず、自身と取り巻きの執行部が犯してきた不始末による不信感を払拭して、信頼を取り戻すことだ。例を挙げれば、青木会長による非礼、不適切対応で日本最高額の「ISPSハンダマッチプレー選手権」の主催者を激怒させ、消滅させてしまったことを丁重にわび、復活をお願いすること。
また今年からスタートする新大会「ザ・トップ」は当初「岐阜関CC」に会場が決定したが、青木会長と村田一治理事の不適切対応で開催が暗礁に乗り上げている。
岐阜関CCは「二度とプロの競技は引き受けない」と不信感をあらわにしている。同コースへのおわびと今後の調整、選手やファンへのきちんとした説明責任を果たすこと。さらにZOZO選手権が日本ツアーの日程からなぜ外れたのか具体的な説明もすべきだ。
■失策の責任も取らずに…
「試合数を増やす」ことが青木会長に託された最大使命であるにもかかわらず、逆に試合数を減らし、足を引っ張ってきた。社会の一般常識ならトップと執行部はこうした失策の責任を取って辞任するのが当たり前だ。それが通用しない組織なのだ。