IOCコーツ氏も「ない」発言 東京五輪「再延期」は200%なし

公開日: 更新日:

「東京都で緊急事態宣言が来月以降も延長されたら、企業の倒産が増えるのは必至。企業のリストラによる解雇も進み、アルバイト先がなく、学費が払えず退学を余儀なくされる学生も出てくる。さらに心配なのは自殺者の激増です。先日もとんかつ店の店主が油をかぶって自殺した。先が見えないことに悲観した経営者などが命を絶つ。政治家は国民の安全を守るのが仕事です。政府が先月発表した新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の108兆円は実質的な金額ではないが、この先、国民の生活や命を守るため莫大な税金がかかることだけは間違いない。来年開催できるかわからない五輪の延期に金をかけている時ではない」

 東京五輪延期の追加経費は基本的に、日本に支払い義務がある。先にあげた1兆円超の五輪関連経費以外に、5000億円とも1兆円ともいわれる「追加マネー」もドブに捨てることになるかもしれないのに、さらなる延期でまた追加経費なんてあり得ない。

「コーツ委員長が口にするまでもなく、五輪の再延期など国民が許すはずがないし、日本経済にそんな体力もない」とは、前出の菅野氏だ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ

  2. 7

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  3. 8

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  4. 9

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  5. 10

    芳根京子も2クール連続主演だが…「波うららかに、めおと日和」高橋努も“岡部ママ”でビッグウエーブ到来!