東都大学野球連盟の監督会が23日に開かれ、コロナ禍で通常開催を断念した春のリーグ戦の代替試合はやらないことになった。
東都といえば、プロ野球選手をごまんと輩出するリーグ。駒沢大、東洋大、亜細亜大と野球名門校がひしめくが、「代替大会中止? 別に構いませんよ」とある球団のスカウトがこう言った。
「今年の目玉は中大の外野手で、三拍子そろった五十幡亮汰くらい。中学時代、あのサニブラウンに勝った脚力は魅力だけど、それ以外の選手はパッとしない。慶大や早大に上位候補がゴロゴロいる東京六大学が8月に延期したリーグ戦を中止にしたら影響を受けますけど……」
東都は秋のリーグ戦を見れば、それで十分というのだ。