大谷翔平が674日ぶり実戦で大乱調 不安は登板後の肘の張り
「実戦マウンドから遠ざかっていたため、感覚のズレや力みがありました。外角低めの直球が抜けたり、逆球になってレンドンにぶつけたのは、力んで上体が前のめりになった上に、指先に力が入って制球が乱れたのでしょう。今後は実戦形式の登板で、一つ一つ課題を解消しなければなりませんが、開幕までの不安は登板後の肘の張り具合です。手術明けの実戦登板だけに、張りが出るのは当然。今後はより実戦を意識した投球を心掛けるはずです。今回以上に力も入るだけに、登板の翌日に痛みが伴ったり、翌々日になっても張りが収まらなければ元のもくあみになりかねない。細心の注意が必要です」
674日ぶりの実戦復帰とはいえ、安心するのは早そうだ。