ウィーラー&高梨に続き オコエが楽天トレード“三の矢”に?
14日、楽天は巨人とのトレードを発表。リリーフ左腕の高梨雄平(28)を放出し、高卒4年目右腕の高田萌生(22)を獲得した。両球団は約3週間前の6月25日に池田とウィーラーのトレードを行っている。短期間で2度、同一球団同士のトレードが成立するのは珍しい。
石井GMは今回のトレードについて、巨人から高梨獲得の要望があり、巨人なら一軍での出場機会があると判断。交換相手は将来性を考慮し、2018年に二軍で最多勝(11勝)を獲得した高田に白羽の矢を立てたという。二軍では藤平(21)、渡辺(24)、滝中(25)ら期待の若手がおり、同世代である高田の加入が彼らに刺激を与え、チームの底上げにつながることも期待している。楽天OBが解説する。
「16年ドラフト9位で入団した高梨は昨年までの3年間で164試合に登板、防御率1・90をマークしているが、主にワンポイントで起用されており、石井GMはイニングを稼げる投手を重視。リリーフ陣は森原やブセニッツら戦力が豊富で、巨人へ移籍したウィーラーとともに、以前からトレード候補に挙がっていると聞いていた。巨人が打診したことで意外とスンナリ決まったようです」