プロ野球「全選手の尿検査実施プラン」浮上でテンヤワンヤ

公開日: 更新日:

 10日に発覚した元ロッテの助っ人、ジャクソン(32)の大麻所持による逮捕劇。球界に激震が走ったが、その影響が12球団に広がる可能性があるという。

 ロッテは、10日に松本球団本部長が謝罪会見を開いた上で、同日から選手、スタッフ全員を対象に尿検査を実施し、他に禁止薬物の使用者がいないかどうかをチェック。再発防止に向けて、助っ人選手を対象にしたコンプライアンス講習を検討していることを明らかにした。

 NPBの斉藤コミッショナーは、「社会的な注目度も高いプロ野球選手が逮捕された事実を重く受け止め、おわびします。12球団に改めてコンプライアンスの徹底を図るよう指示します」とのコメントを発表。昨季は広島に所属していたバティスタが、違法薬物ではないとはいえ、ドーピング検査に引っかかった。12球団の一部からは、「この事件を機に、薬物の使用禁止を周知徹底するため、ロッテ以外の11球団の全選手に対しても、尿検査を実施するべき」との声が上がっているという。

 プロ野球は違法薬物撲滅キャンペーンに全面協力している立場でもある。全選手に尿検査を行うことで他の選手たちの潔白をアピールすべき、というわけだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い