朝乃山と白鵬がストレート給金 V争い大一番どんな展開に?

公開日: 更新日:

 優勝争いはこの2人に絞られたか。

 26日、新大関の朝乃山(26)が碧山に快勝。得意の右四つ左上手の体勢をつくると、反撃を許さず難なく寄り切った。

 これで初日から8連勝。そんな朝乃山と並走しているのが、横綱白鵬(35)だ。

 結びの一番で輝を突き落とし、ストレート給金を決めた。

 番付上、2人が激突するのは終盤。そこで注目されるのが、白鵬は新大関の挑戦にどう立ち向かうかだ。

 共に右四つを得意とする力士。白鵬は朝乃山を「右四つの後継者」と認めているが、だからといってもちろん、素直に譲る気はさらさらない。

 初顔合わせの昨年7月場所は、場所前の出稽古で朝乃山に張り手を見舞って脳振とうを起こさせるなど、散々恐怖心を植え付けた上での勝利。同11月場所では張り手と変化気味の攻めで翻弄し、今年3月場所は立ち合いからの速攻で何もさせなかった。白鵬相手にまともに組めるかどうかが、勝負の分かれ道となりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇