巨人高卒2年目・直江また好投 原監督“次を期待”発言の本心
またもプロ初勝利はならなかった。
巨人の高卒2年目右腕・直江大輔(20)が30日の中日戦で2度目の先発。三回まではパーフェクト投球だったが、四回につかまった。
平田、アルモンテに連打を浴びて1死一、二塁のピンチを招くと、高橋に中前にはじき返され1失点。続く阿部に四球を与え2死満塁としたところで原監督に交代を告げられた。
23日の広島戦の4回1失点デビューから中6日。2度目の登板も初勝利は持ち越しとなった。
交代のタイミングについて原監督は「自分の思っているようなボールがいってなかった。いく確率が少なくなってきた」と説明。それでも「前回より成長している。課題はあるが、次を期待させてくれる投球だった。三回まではすごくいい投球。まだできたてホヤホヤの先発投手。その辺はうまく育てるというところ」と及第点を与えれば、宮本投手チーフコーチも「2戦目にしてこんなに落ち着いてできんのかってね。力まずに、真っすぐも変化球のキレも良かった。戸郷と直江は将来、巨人のエースになってもらいたい」と褒めちぎった。