「巨人の4番」岡本和真が成功し清原和博氏が失敗したコト

公開日: 更新日:

 8月24日付の日刊ゲンダイに、巨人岡本和真選手(24)の「節制」の記事が掲載されていた。結婚を機にドカ食い、甘いもの、ジュース、炭酸飲料を封印。減量にも成功して目下、本塁打と打点の二冠の活躍をしているというものだった。

 プロ野球選手の節制といえば、何といっても酒。シーズン中に限って禁酒する選手もいる。

 節制で思い出すのは清原和博氏(53)だ。PL学園から1986年にドラフト1位で西武に入団。いきなり31本の高卒1年目の本塁打記録を作ると、2年目以降29本、31本と順調に本塁打を増やした。そのパワーと技術に専門家も、「巨人の王貞治(現福岡ソフトバンクホークス会長)の持つ通算868本塁打を塗り替えるのは清原だ」と高く評価。入団3年間で王のホームランは37本。ファンも大いに清原氏に期待を寄せた。

 そんな声に対してある時、清原氏はこう言ったという。

「王さんと違って僕は節制できないからな」

 王はプロ3年目のシーズン途中から、後楽園球場での試合の前後、荒川博打撃コーチの自宅に通い、畳が擦り切れるまでバットを振ったのはよく知られている。すべてを犠牲にして打撃練習に打ち込んだが、清原氏は自分にはとてもそんなマネはできないと思っていたのであろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由