ディプラン1回KOも G阿部二軍監督のドミニカ選手育成計画
阿部チルドレンがホロ苦デビューとなった。
巨人のナティーノ・ディプラン(26)が26日のヤクルト戦に来日初登板初先発。初回に2点の援護をもらったものの、その裏、2番・山田哲に151キロをバックスクリーンへ叩き込まれると、4番・村上にも151キロを左翼スタンド中段に2ランを浴び、あっという間に逆転を許した。直後の二回1死二、三塁で打席が回ると、原監督に代打・モタを送られ、ここで降板となった。この日の最速は152キロ。1回31球を投げ、2本塁打を含む3安打3失点でKOとなった。
昨年11月、阿部二軍監督らがドミニカ共和国に赴き、視察したトライアウトで合格。育成選手として入団し、3月31日に支配下登録されていた。この日は結果が出なかったが、指導者1年目の阿部二軍監督にとって、現地での採用から育成まで携わった初めての「チルドレン」といえる秘密兵器だった。