長友佑都が名門マルセイユへ“驚きのキャリアアップ”の真相
マルセイユにとっても長友はベストの選択だ。
長友は<所属なしのフリー>という立場なので移籍金がかからず、リーズナブルな買い物となった。今季のマルセイユは欧州CLに参戦。イタリアの強豪インテルとトルコ時代に豊富なCL出場経験のある長友は、うってつけの新戦力だった。
「CL参戦で選手層を厚くしたいマルセイユにとって長友を引き入れたことは非常に大きなプラスです。長友は右SBもこなせ、さらには左右のウイングバックで起用されても、高いレベルで攻撃的にプレーすることもできる。ユーティリティーなバックアッパー長友を引き入れたマルセイユの<目利きの良さ>も光ります」(六川氏)
ちなみにマルセイユの右SBは、2016年から日本代表DF酒井宏樹(30)がレギュラーを張っている。日本人コンビが活躍すれば、日本企業からのスポンサードも期待できる。マルセイユもちゃっかりソロバンをはじいているハズである。