“ビジャレアルの鉱脈”久保建英が生み出す莫大な経済効果
「ビジャレアルの鉱脈」
現地メディアはそう表現している。
来季からスペイン1部の強豪・ビジャレアルでプレーすることが決まった、日本代表FW久保建英(19)のことだ。埋まっているのが金なのか、銀なのか、銅なのか、レアメタルなのか……はともかく、<クボは掘れば掘るほどカネになる>というのだ。
■バルサ、レアルも仰天の再生回数
実際、チームの公式YouTubeでライブ放送されたさる11日の入団会見は9万1000人が視聴。10日と11日の2日間だけで公式ツイッターと公式インスタグラムのフォロワーが3万人増加した。9日まで1日平均70万回だった公式ツイッターのインプレッション(表示回数)も10日だけで825万回を数え、移籍発表から24時間で計1200万回をカウント。7月の計2200万回の半分を<たったの24時間>で稼いだのだ。
現地メディアが「クボはもともと経済的な影響力を持っている選手」と報じているように、2019年6月に超名門レアル・マドリードに移籍すると、レアルのツイッターの公式日本語アカウントのフォロワー数は、久保を引き入れる前の29万3000人から8万3000人増の37万6000人に増加。今季はレンタル移籍先のマジョルカでプレーしたが、コロナ禍でリーグ再開後の7月、スペイン国内で驚きを持って迎えられた記録がある。
マジョルカの公式YouTubeの6月の再生回数が247万1246回をカウント。1位バルセロナの1099万984回、2位レアルの418万2249回に次いで堂々の3位となった。
世界でも有数のメガクラブであるバルサ、レアルの次にランクインしたのが、1部と2部を行ったり来たりのエレベーターチーム(実際にマジョルカは来季2部に降格した)が入ったのは、まぎれもなく久保の経済効果に他ならない。