畑岡奈紗は大誤算…スコアの伸ばしあいに乗り遅れて後退
【ANAインスピレーション】第2日
大会2日目は上位グループがスコアを大きく伸ばした。それだけにスコアを1つ落とした畑岡奈紗(21)は大誤算だったに違いない。
同じ2アンダー・19位タイ発進のイ・ミリム(29=韓国)は7バーディー、ノーボギーの65で回り通算9アンダー。一気に上位グループに入った。すでにホールアウトした選手の中では、単独首位発進のN・コルダ(22=米国)が67をマークして通算11アンダー。
早くも逃げきり態勢に入っている。
「大会2日目はティーイングエリアを前に出したり、ピン位置を変えてスコアが伸びる設定になっている」(関係者)
そんなセッティングを瞬時に見極めて、果敢にコースを攻めるのも米ツアーで戦っていくには必須条件だ。
しかし、イン発進の畑岡は出だし10番ボギーとつまずくと、18番でもスコアを落としてイーブンパーでターン。後半のアウトは3バーディー、2ボギーと1つ取り戻して通算1アンダー。予選通過は大丈夫だが、首位と10打差と大きく差が開いてしまった。