大谷翔平3戦連続スタメン落ち 打撃不振で試練のベンチ待機
極度の打撃不振にあえぐ二刀流がベンチを温め続けている。
エンゼルスは15日(日本時間16日)から本拠地アナハイムでダイヤモンドバックスと3連戦。この日は左腕バムガーナーが先発するため、左打ちの大谷はスタメン落ち。「5番・DH」には、歴代5位の660号本塁打を放ったばかりのプホルスが入った。ここまで132打数25安打の打率・189と絶不調の大谷は、これで3試合連続のスタメン落ちで、直近の9試合中6度目のベンチスタートである。
ダイヤモンドバックスは、あす以降の2試合も左腕を先発マウンドに送るとみられ、プホルスが好調なこともあって、大谷の出番は限られそうだ。今季の最終カードであるドジャース戦の初戦はサイ・ヤング賞左腕のカーショーが先発予定で、好投手との対戦も見送られる可能性がある。
エンゼルスは20勝28敗と大きく負け越しており、首位アスレチックスとは10ゲーム差のア・リーグ西地区4位。ポストシーズン進出どころか、2・5ゲーム差のレンジャーズと地区最下位を争っているのが現状だ。
今季の投手復帰は見送られているだけに、早々と来季に備えた方がよさそうだ。