阪神一軍スタッフがコロナ感染…裏で起こっていたドタバタ
コロナ禍に揺れる阪神。29日にも新たに一軍チームスタッフの感染が判明した。
このスタッフは、25~27日のヤクルト戦(神宮)に帯同した後、28日に甲子園に移動。29日の朝に発熱などを訴えた。25日の時点で陰性と診断されていたが、わずか4日後に一転、陽性となった。
阪神が公表した発症48時間前以降の行動履歴によると、27日の午前中に都内のチーム宿舎周辺を散歩した後は、球場と宿舎の往復のみ。翌28日は東京から甲子園球場に移動。投手練習に参加した後、自宅へ帰宅したという。感染経路は不明としているが、27日の試合時点で感染していた可能性も否定できない。
新たに感染者が出たことで、阪神ではこんなドタバタがあったという。阪神OBが明かす。
「29日にデーゲームで行われた二軍のオリックス戦(鳴尾浜)に複数人の一軍選手が親子ゲームに出場するため合流していた。25日の7人の感染発表により、阪神は一、二軍合わせて19人の入れ替えを行った。登録抹消となった10人は身動きが取れないため、二軍は26日の中日戦をわずか17人で戦った。この日は、甲子園と鳴尾浜の親子ゲーム。選手が足りないため、一軍選手を招集したわけだが、一軍スタッフの感染により濃厚接触者となる可能性もあったため、試合には出場できなかったようです」
保健所は今回の感染に関して、一、二軍ともに、濃厚接触者はいないとしているが、これ以上、チーム内に感染が拡大しなければいいが。