DeNA梶谷が逆転満塁弾 FA“隠れ1番人気”巨人に猛アピールか

公開日: 更新日:

 DeNAラミレス監督が興奮気味に言った。

「あんな逆転のシーンを見ることができて、素晴らしい気分」

 確かに劇的だった。18日の巨人戦。それまで0―5と一方的だった試合が七回に動いた。4連打で2点を返し、なおも無死満塁の好機。ここで1番の梶谷隆幸(32)が逆転の満塁弾を右翼へ放った。続く八回にも2打席連続となるダメ押しの2ランを打ったヒーローに、「日本一の1番打者だ」と指揮官の賛辞は止まらなかった。

 その“日本一の1番打者”が今、他球団の注目を集めている。

「故障や手術もあって昨年、一昨年はいずれも41試合の出場にとどまり、『トレード要員』と囁かれた。それが今季はリーグ3位の打率・318、19本塁打と大復活。8月に国内FA権を取得したことで、複数球団が水面下で調査をしています。昨年までの不振で17年オフに1億2800万円だった年俸が7400万円にまでダウンし、お買い得感がある。人的補償が発生するBランク選手とはいえ、オフのFAの目玉である年俸5億円のヤクルト山田哲の獲得に参戦できる球団は限られますからね。梶谷がFA宣言すれば、1番人気になると思います」(球界関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇