ラミ監督はクビ同然…DeNAは“ハマの番長”で巨人に勝てるか
Aクラス入りも危うくなってきた。
強力打線を武器に、開幕前は「打倒巨人の筆頭候補」なんて言われたDeNAが、11日の敗戦で4位に転落。チーム内でも、今季で1年契約が切れるアレックス・ラミレス監督(46)の“クビ”が公然と囁かれるようになった。
「チーム打率はリーグトップで、本塁打数は巨人に次ぐ2位。それでいて4位Bクラス。選手の打撃力は互角でも、総得点で巨人と27点の開きがあるなど、采配の差、監督の差という評価に反論できません」(球団OB)
今オフの監督交代は確実、後任は三浦大輔二軍監督(46)というのが既定路線だ。昨オフに主砲の筒香がメジャーに移籍したチームは今オフ、ロペス(36)、オースティン(29)、ソト(31)の助っ人野手3人衆の契約問題に直面する。その去就によっては、「ハマの番長」も厳しい船出になるかもしれない。
「特に今季21本塁打のソト、17本塁打のオースティンは残ってもらわないと困るでしょう。2人の去就次第ですが、球団は三浦の手腕を高く評価している。ベイスターズの二軍は、チーム打率がイースタン最下位でも順位は2位(12日現在)と、一軍とは対照的です。チーム盗塁数(57)、犠打数(50)はイースタン1位で、ともにリーグ最少の一軍を反面教師にするような野球をやっています。『戦力はある。問題はその生かし方』と考えている球団にとっては、三浦二軍監督の采配は、合格点ということになるでしょう」(前出の球団OB)