ヤ軍が田中将に提示確実 クオリファイング・オファーとは

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 ポストシーズンでの不出来が今オフの去就に影響するかもしれない。

 ヤンキース・田中将大(31)が7日(日本時間8日)のレイズとの地区シリーズで、5回途中5失点KO。ポストシーズン通算4敗目(5勝)を喫した。これで地区シリーズと合わせて、今季のポストシーズンは2試合8イニングで11失点。今オフのFA市場での価値が暴落しかねない。

 その田中は今季でヤンキースとの7年契約が切れる。メジャーでは、球団が契約延長を希望する選手に対して、優先交渉権が与えられるクオリファイング・オファー(QO)を提示する。QO対象選手が他球団に移籍した場合、見返りとして翌年のドラフト指名権を得られるだけに、古巣にとっては保証の意味合いもある。

 ワールドシリーズ終了後、ヤンキースは田中に対してQOを出すのは確実だ。QOの内容は1年契約で、年俸はその年の上位125選手の平均額と定められている。

 AP通信によれば、今季の平均額は、1890万ドル(約20億円)。昨年の1780万ドル(約18億8400万円)を110万ドル上回った。

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