著者のコラム一覧
山口すず夏プロゴルファー

2000年8月2日生まれ、神奈川県相模原市出身。160センチ、A型。7歳からゴルフを始め、15年「全米女子オープン」日本地区予選会2位。日本人史上最年少14歳でメジャー出場。18年「豪州女子アマ」で日本人初優勝。同年米女子ツアー最終QT36位資格で出場権を獲得。18歳でプロ転向。米ルーキーイヤーの昨季は賞金ランク150位。2年目の今季は初優勝を目指す。得意クラブはパター。環境ステーション所属。

広島呉で断食修業 冷たい滝に打たれて誓った米ツアー優勝

公開日: 更新日:

 広島県呉市での7泊8日の断食修行で5キロぐらい痩せました。

 毎日のスケジュールは朝5時50分に起床し、読経を終えてから笠をかぶり、長靴に履き替えて、7時15分から2時間の山を登る回峰行です。

 そこでは「飛岩」での腹式呼吸の座禅があります。

 9時すぎに道場に戻り、ニンジン1本とリンゴ4分の1のジュースが朝食です。

 それから道場を掃除して、11時から写経、写仏。正午に昼食のニンジンジュース。

 昼から4時までは自由時間になり、本を読んだり、持参したドライバー、5番アイアン、ウエッジ、素振り棒による素振りを30分。そして体幹トレーニングの日課をこなします。

 4時から瞑想の時間があり、5時に夕食のニンジンジュース。9時の消灯までに日記をつけたり、風呂に入ったりします。「雨ニモマケズ」「教育勅語」の暗唱試験もあって、それも就寝前に覚えます。

 最初は「断食も余裕だな」と思ったのですが、4日目になると回峰行の上り坂がつらくなって、空腹からパワーがなくなってきたのがわかります。

 それを補うのが大声です。回峰行で弘法寺に着いたら鐘を3回ついて「南無大師遍照金剛」を3回、続けて「ありがとうございました」を3回唱えます。普段出すことのない大声が修行のひとつで、大自然から気をもらい、気持ちが晴れます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  2. 2

    柔道ウルフ・アロン「誤審」「不可解判定」「AI審判」「やらせ疑惑」をとことん語る

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    吉永小百合(10)「15歳年上のバツイチと、よく一緒になりましたね」会員限定記事

  1. 6

    「建築界のノーベル賞」受賞の権威が大阪万博をバッサリ!“350億円リング”「犯罪だと思う」

  2. 7

    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    柔道ウルフ・アロンが“弟分”斉藤立を語る「仏リネール選手はタツルに持たれることを恐れていた」

  5. 10

    石川佳純の争奪戦からフジテレビが脱落情報!五輪キャスター起用でアドバンテージあるはずが…