オリ2位・元謙太 ドラフト漏れたら即引退の覚悟で肉体改造

公開日: 更新日:

 血筋も良い。元の父方の祖父は陸上でインターハイに出場したこともある。吉宏さんは高校時代に野球部に所属。4番を担い北信越大会での準優勝を経験している。

 一方、淑美さんの父は177センチで、弟は178センチ、妹169センチと、皆、一様に大きい。

 親戚の紹介で知り合った2人の新婚生活は、吉宏さんの仕事の都合から新潟県で始まったが、転職を機に元が幼稚園の頃に多治見市へ戻ることになる。「実家のお世話になるのは私がちょっと……」という淑美さんの意向もあり、現在も暮らす4階建てのマンションで新生活はスタートした。

 この頃、淑美さんには元の運動能力を引き出すことに、使命感にも似た思いがあったという。

「なにかスポーツをさせたかったんです。陸上やサッカー、バレーなどにも触れさせて、たどりついたのが野球でした。そういえば、私はママさんバレーに入っていて、息子たちも連れて行ったりもしました。謙太はスパイクの球拾いをするなかで、動体視力や瞬発力、球筋を読む力を培っていったのかなと思います(笑い)」(淑美さん)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動