巨人がDeNA梶谷と井納を獲得 消え失せた強者の憎たらしさ
DeNAからFA宣言していた梶谷隆幸と井納翔一を巨人がダブル獲得した。梶谷は過去の実績もさることながら、今季19本塁打、キャリアハイの打率・323を達成した外野手。一方の井納は2014年に11勝を挙げて以降、2ケタ勝利からは遠ざかっているもののそれでも先発ローテの一角として長く活躍してきた投手。2人ともDeNAの主力選手である。
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巨人が複数のFA選手を一気に獲得するのは今やすっかり見慣れた光景だ。18年にも西武・炭谷銀仁朗と広島・丸佳浩をダブル獲得しており、16年には日本ハム・陽岱鋼、ソフトバンク・森福允彦、DeNA・山口俊の3人を一挙獲得。13年にも広島・大竹寛と西武・片岡治大、さらに11年にはソフトバンク・杉内俊哉と横浜・村田修一という超大物をそろって獲得している。当然、そのたびに巨人の見苦しい補強策について批判が巻き起こってきたが、それでも巨人は勝利に徹することで外野の雑音を封じ込めようとしてきた。