アスリートたちが新成人に 「ハタチ女子」の仁義なき戦い
11日に成人の日を迎え、女子アスリートたちが大人の階段を上った。白血病から復帰した競泳の池江璃花子(20=ルネサンス)は、昨年9月に事前撮影した振り袖姿を自身のオフィシャルサイトに掲載。
今夏に開催が予定されている東京五輪代表組では、卓球の伊藤美誠(同=スターツ)と平野美宇(同=日本生命)、柔道女子52キロ級の阿部詩(同=日体大)といったメダル獲得が期待される面々が新成人に。姉妹出場を目指す体操の畠田瞳(同=セントラルスポーツ)は先日、コロナ禍により関東の1都3県に緊急事態宣言が発令されたことで、成人式が中止になった。
新成人になり、全国大会を迎えたのが卓球の伊藤と平野。この日、大阪で開幕した全日本選手権にスーパーシードとして4回戦(5日目)から参戦するが、この大会には、同じ新成人で代表入りを逃した早田ひな(同=日本生命)も出場する。
早田は代表落選直後に行われた昨年の同大会で、伊藤と石川佳純(27=全農)の代表コンビを破り、シングルス優勝を果たした。今年も代表勢に一泡吹かせるべく、準備を重ねてきた。伊藤と平野も、代表として恥ずかしい戦いは見せられない。二十歳の3人に石川を加えた女同士のバトルの結末やいかに――。