澤村拓一にも課せられるR.ソックス救援ルーキーの“雑用係”

公開日: 更新日:

 バッテリー組のキャンプインを目前にレッドソックスと正式契約した澤村拓一(32)が18日、入団会見。「自分に何ができるか考えながらボストンのために戦いたい」と抱負を口にした。

 現在はビザ取得のため、日本国内に滞在しており、オンラインで日米のメディアに対応。レッドソックス入りの決め手については「代理人と何度もミーティングを重ねて、強く僕を求めてくれたためボストンを選びました」と説明した。

 今後、ビザが発給され次第、フロリダ州フォートマイヤーズでのキャンプに合流。渡米1年目のキャンプに出遅れただけに「今、大事なことはチームに馴染むこと。早く名前を覚えてもらって、どういう人間か知ってもらいたい」と、ナインとの対面を心待ちにした。

 32歳のオールドルーキーが、チームにいち早く溶け込むにはまず、老舗球団のしきたりに従わなければならない。レッドソックスでは新人の救援投手が練習前にひまわりの種やガムなどの菓子類をバッグに詰めて準備し、ブルペンまで運ぶのが長年の伝統になっている。移動の際には、車中で飲み物を配るのもルーキーに与えられた雑用のひとつだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇