澤村拓一は壊滅状態レッドソックス投手陣の救世主になるか
早くも守護神候補に挙げられている。
レッドソックスは日本時間17日、澤村拓一(32=前ロッテ)の獲得を発表。複数の米メディアの報道によれば、契約は2年300万ドル(約3億1600万円)で、投球回数などに応じて出来高が付く。3年目は球団と選手双方に選択権のあるオプションで、出来高を含めると3年総額765万ドル(約8億600万円)になる。
レッドソックスの地元テレビ局NESN(電子版)は、昨季のロッテでの成績(22試合で防御率1・71)を紹介し、「レッドソックスにとっては大きな戦力になる魅力的な投手。90マイル後半の直球と90マイル前半のスプリットは期待できる」と評した。
昨季、最下位に終わったレッドソックスは投手陣が壊滅状態で、チーム防御率は球団ワースト記録を更新する5・58でリーグ14位。リリーフ陣の防御率5・79もマリナーズ(5・92)に次いで下から2番目だった。2016年のセーブ王は3年ぶりの世界一奪還を目指すレッドソックスの救世主的存在と位置付けられている。