渋野日向子の来季米ツアー切符獲得には「3つの難題」が

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■コーチ不在

 今大会の初日終了後の会見で、師弟関係にあった青木翔コーチと昨年末に契約を解消したことを明かした。現在は特定のコーチではなく、多数のプロからアドバイスをもらっているそうだ。石川遼もそのひとりだという。ゴルフライターの吉川英三郎氏が言う。

「トッププロが単独でツアーを戦うのは厳しい。米国にはスイングだけでなく、アプローチやパッティング専門のコーチもいるものの、日本にいればコーチ探しはできない。今年は長期で米国に滞在し、数人のコーチから実際に指導を受けてみてはどうか。有能なコーチでも、自分に合わないケースもありますから」

■外国人キャディー

 17年に現役を引退した宮里藍は米女子ツアーで9勝を挙げ、10年には世界ランク1位になった。

 米国に参戦した当初から宮里を支えていたのは、キャディー・オブ・ザ・イヤーにも輝いた英国人のM・シーボン(14年に一度コンビ解消)だった。

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