渋野日向子の来季米ツアー切符獲得には「3つの難題」が
米国で3勝し、今年こそメジャー制覇をかなえたい畑岡奈紗(22)の現在の相棒はG・ジョンストン。米女子ツアー31勝のJ・インクスターのバッグも担いでいたベテランキャディー。2勝目までも外国人キャディーだった。
「19年の全英に勝ち、昨年の全米でも優勝争いをした渋野なら、バッグを担ぎたいキャディーは多くいるでしょう。そもそも英会話ができない日本選手は、米ツアーで結果を残すには、外国人キャディーとコンビを組むのがベストです。最初はキャディーとのコミュニケーションにも苦労するでしょうが、キャディー同士は頻繁にコースなどの情報交換をしているし、ルール上のトラブルが起きたときも助けになる。有能なコーチと同じく、キャディーも相性がある。大先輩の宮里らに相談し、早く見つけた方がいい。どんな戦いにも周到な準備が必要です」(吉川氏)
■先が見えないコロナ禍
米ジョンズ・ホプキンス大学の集計では、米国のコロナ感染者数は、累計で約2900万人、死者数も52万人を突破した。
かなり減ったとはいえ米国は今も1日の平均感染者数が6万5000人以上だ。