日本男子もようやく20歳前後が主役?ツアー再建に奮起急務
無観客で開催されている国内男子ツアーの東建ホームメイトカップ2日目、スタート前に体調不良で棄権したキム・キョンテが、新型コロナウイルスに感染していたことが判明。3日目はクラブハウスの消毒作業などを行うため中止になった。18日に大会が再開されるかは未定(16日現在)だ。
今大会2日目、通算10アンダーで首位に浮上したのは22歳の金谷拓実。東北福祉大OBで松山英樹の後輩だ。2018年アジア・パシフィックアマを制し、翌19年のマスターズに出場。同年11月の三井住友Visa太平洋マスターズでは史上4人目のアマ優勝を果たした。プロ2年目の今年は欧米ツアーにも参戦予定だ。
トップに2打差の3位につけた中島啓太は20歳の大学生アマ(日体大3年)であり、世界アマチュアランク1位に立ったこともある。
若い選手の活躍で盛り上がっているのは女子ツアーだ。
かつては、キャディー上がりの30~40代のベテランプロたちが幅を利かせ、プレー中は若手らに無言の重圧をかける時代があった。新人プロはクラブハウスの食堂で全てのテーブルを回って挨拶するのが慣例だった。