日本男子もようやく20歳前後が主役?ツアー再建に奮起急務
そんな悪しき慣習がなくなったのは2000年代になって宮里藍が登場してからだ。ジュニア時代から輝かしい実績をあげ、高校や大学から直接プロ入りした者が多く、堅苦しいタテ社会とは無縁。現在では、国内女子ツアーの主役は、世代交代が進み「黄金世代」(1998年度生まれ)や「プラチナ世代」(2000年度生まれ)など、20歳前後の若手たちだ。
この日、KKT杯バンテリン女子オープンで5アンダーの首位タイに並んだ古江彩佳は20歳。ハワイで行われている米女子ツアー「ロッテ選手権」の2日目、通算16アンダーで首位に立ったのも、昨年国内で2勝した19歳の笹生優花だ。
男子ツアーも女子同様、20歳前後の若手が目覚ましい活躍をすれば、ツアーは活気づく。おじさんプロたちに引導を渡すことが今、若手に求められている。
ちなみに金谷と同組で回った石川遼(29)は通算5オーバー、120位で予選落ちした。