菊池雄星が6試合連続QSで3勝目 “3年目の正直”で投手陣牽引
マリナーズ・菊池雄星(29)が日本時間31日のレンジャーズ戦に登板し、6回3分の2を1本塁打含む3安打2失点、5三振1四球。今季3勝目(3敗)を手にし、チームの勝率5割復帰に貢献した。
菊池は強打のレンジャーズ打線に立ちはだかった。四回に味方の失策で走者を許しただけで、六回先頭のカルフーンに右前打されるまで無安打に抑えた。
七回1死一塁から4番ギャロに2ランを浴びたが、6試合連続のクオリティースタート(QS=6回以上を3自責点以内)の好投で白星を手にした。
メジャー3年目の今季はエンゼルス・大谷の陰に隠れて目立たないものの剛腕ぶりを披露している。直球の球速は左の先発投手ではメジャーでトップランクに位置付けられ、この日も最速99マイル(約159キロ)をマークした。
過去2年はエース左腕ゴンザレスに次ぐローテの2番手に位置付けられながら期待を裏切った。今季はエース左腕が故障で離脱するなど、ローテが苦しい中、メジャー3年目左腕がマリナーズ投手陣を牽引している。