菊池雄星が6試合連続QSで3勝目 “3年目の正直”で投手陣牽引

公開日: 更新日:

 マリナーズ・菊池雄星(29)が日本時間31日のレンジャーズ戦に登板し、6回3分の2を1本塁打含む3安打2失点、5三振1四球。今季3勝目(3敗)を手にし、チームの勝率5割復帰に貢献した。

 菊池は強打のレンジャーズ打線に立ちはだかった。四回に味方の失策で走者を許しただけで、六回先頭のカルフーンに右前打されるまで無安打に抑えた。

 七回1死一塁から4番ギャロに2ランを浴びたが、6試合連続のクオリティースタート(QS=6回以上を3自責点以内)の好投で白星を手にした。

 メジャー3年目の今季はエンゼルス・大谷の陰に隠れて目立たないものの剛腕ぶりを披露している。直球の球速は左の先発投手ではメジャーでトップランクに位置付けられ、この日も最速99マイル(約159キロ)をマークした。

 過去2年はエース左腕ゴンザレスに次ぐローテの2番手に位置付けられながら期待を裏切った。今季はエース左腕が故障で離脱するなど、ローテが苦しい中、メジャー3年目左腕がマリナーズ投手陣を牽引している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動