巨人ハーラートップ高橋優貴の緊急降板は首脳陣の“人災”だ

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 1日の西武戦で、巨人高橋優貴(24)が緊急降板した。

 異変は三回。投球練習中にいきなりしゃがみこんだ。左足を気にするそぶりを見せた左腕に、元木ヘッド、トレーナー、捕手の大城が駆け寄った。何とか続投したものの、四回1死から連続四球を与えて69球で降板。先月28日の先発から中3日の畠にマウンドを譲った。球団によると、「左足の違和感を訴え、大事を取って交代した」という。

 開幕ローテーション投手では、エース菅野と今村が離脱中。そんな“緊急事態宣言”下で、ここまでリーグ単独トップの6勝(1敗)をマーク。前回登板の楽天戦(同26日)では、117球の熱投で8回途中2失点。そこから今季3度目の中5日の登板だった。さる球界関係者がこう言った。

「先月30日には戸郷が中4日で先発。西武との3戦目もサンチェスが同じく中4日で登板する。高橋は中5日だからマシに見えるが、開幕からローテを唯一守っていて、今季3度目の中5日だから結構きつい。しかも昨年は左肘を痛めて離脱した“病み上がり”。それなのに、試合前までの投球回はリーグ2位とフル回転でしたから」

 試合は守護神・デラロサが九回に2発を浴びて3点差を追いつかれ、西武と痛い引き分けに終わった。もし左腕エースまで離脱するようなら、原監督、宮本投手チーフコーチ、桑田投手チーフコーチ補佐ら首脳陣が起こした“人災”といえそうだ。

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