内村航平は男子団体の代役OK!日本には“穴埋め金”の実績が
体操は肩や腰、膝などへの負担が少なくない。東京五輪開幕後、団体メンバーから故障者が出たり、不調に陥る選手が出る可能性もある。想定外の事態が生じた際には、内村が代役を務めるのは可能だ。どの種目の選手を欠いても、オールラウンダーの内村なら鉄棒以外でもメダルを争うレベルの演技ができる。
日本の団体は、これまでも代役が見事な穴埋めを果たしてきた。1976年モントリオール五輪では虫垂炎を患った当時のエース笠松茂に代わって出場した五十嵐久人が鉄棒をこなして5連覇に貢献。15年世界選手権(英グラスゴー)では、股関節を痛めたゆかの長谷川智将の代わりを早坂尚人が務めて、同大会37年ぶりの金をもたらした。
自国開催の五輪で連覇を狙う男子団体にとっては、かつてのエースが切り札になる。