小池祐貴が陸上200mで五輪切符 “3人目”代表入り濃厚100mとどっち走る?
大会最終日の男子200メートル決勝は、五輪参加標準記録(20秒24)を突破している小池祐貴(26)が20秒46で初優勝。同種目での五輪代表を決めた。小池は25日の100メートル(2枠内定)は4位だったが、参加標準記録(10秒05)を破っているので3人目の代表入りが濃厚だ。
【写真】この記事の関連写真を見る(24枚)
しかし、陸連は金メダルが狙える400メートルリレーに重きを置いていることがネックだ。五輪は過密日程でリレー登録者は5人まで。2015年の世界陸上では高瀬慧が、17年大会でもサニブラウンが短距離2種目に出場して負傷し、リレーを走れなかった。リレーへの負担を減らすため、陸連は原則、個人2種目の出場は認めていない。
「(代表)内定を取るというよりは、一回も日本選手権を取ったことがないので勝ちたいと思って走った。いいもんですね、勝つというのは」と言った小池。
100メートルと200メートルのどちらを走るか、選択を迫られることになりそうだ。