オリックス来田が高卒新人初の初打席初球本塁打! ルーキー離れしたカラダと強心臓

公開日: 更新日:

 猛牛ルーキーが球界の度肝を抜いた。

 13日、オリックスドラフト3位新人・来田涼斗(18=明石商)が「7番・左翼」でプロ初出場初先発。初回、日本ハム先発池田の初球をフルスイングで捉えると、右翼席に打球を放り込んだ。

 高卒ルーキーのプロ初打席初球本塁打はNPB史上初の快挙。その後も2安打を放ち、3打数3安打2打点でド派手なデビューを飾った。

 オリックスの球団関係者は「とにかくタフで頑丈」と、こう続ける。

「普通、高卒ルーキーはどんなに有望な選手であっても、シーズン途中でへばって成績が落ちていくもの。特に暑くなりだすと顕著です。しかし、来田は二軍で実戦を重ねるごとに成績を上げていった。そんな中での今回の一軍昇格です。堂々とした雰囲気で、先輩選手に気後れすることもない。知らない人が見たら18歳の新人だと信じてくれないでしょうね」

 明石商では甲子園に4度出場し、2019年には2年生ながらU18のメンバーに抜擢されるなど場数は踏んでいる。この日の試合後、「あまり緊張してなかったのが、いい結果になった」と話したのは紛れもない本音だろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…