五輪開会式直前に演出の小林賢太郎氏がクビに…やはり抜擢は“クリエイターの天皇”人脈だった

公開日: 更新日:

 ネット上には、<小山田圭吾よりやばいやつがきた><小山田、のぶみが辞任で小林賢太郎が辞任しなかったら、おかしいよなやっぱり>という声で溢れた。

 障害者への陰湿いじめ自慢をしていた小山田圭吾氏同様、90年代はこうした不謹慎ネタが許される風潮のためという声もあったが、ラーメンズもシュールな芸風では片づけられない事態になり、大会組織委の橋本聖子会長は小林氏の解任を決めたという。

 その際、橋本会長は、「私が責任者となる。それぞれの立場で担っていただくアーティストのバックグラウンドを調査し切れていないことは責任を痛感している」と話したが、実際、小林氏を演出担当に起用したのは、『オリンピッグ』案で解任された“クリエイターの天皇”と呼ばれる元電通の佐々木宏氏だったという。週刊文春(7月29日号)の直撃取材に佐々木氏は、こう答えている。

<小林さんは存じ上げておりますし、私がパラリンピック(の責任者)をやっている時にオリンピックの閉会式をお願いするっていう形で入って頂いた>


 佐々木氏が招へいした小林氏のつながりで、小山田氏なども採用されていったという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット