【体操】バッハ会長“お騒がせ観戦” 橋本大輝「金」2冠も鉄棒ではライバル落下続出の珍事
場外も場内もドタバタだったのが12日目(3日)の体操だ。
この日行われた女子種目別平均台決勝。そこに突如、IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が現れた。
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バッハ会長は金魚のフンのような五輪ファミリーをぞろぞろ連れて来場。観覧席ではなく平均台に近い報道席に陣取った。
目当ては、「心の健康の問題」として個人総合を欠場したバイルス(米国)。世界中から「欠場は勇気ある行動」と称賛されたヒロインを視察することで、「理解ある会長」をアピールしたかったのだろう。銅メダルのバイルスを祝福し、何やら話しかける場面もあったが、平均台が終わるや五輪ファミリーはさっさと帰ってしまったのだから、現金なものだ。
男子種目別鉄棒決勝では、次々に選手が落下。トップバッターのカリミ(カザフスタン)が2回落下すると、4番手の北園丈琉も落下。さらに5番手のブル(豪州)も落ち、7番手の橋本大輝の前に3選手が相次いでミスを連発した。