【ボクシング】日本女子史上初の金 入江聖奈の“野人伝説”!生捕りタコ踊り食い、男子相手にローブロー
「何回もほっぺ、つねったんですけど、夢みたいで、なんか、たぶん今も夢の中みたいな気がします」
入江聖奈(20)は3日のボクシング女子フェザー級決勝で、同種目の2019年世界選手権覇者ネスティ・ペテシオ(フィリピン)を判定で下し、ボクシング日本女子史上初の金メダルを掴んだ。
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生まれは鳥取県米子市で、一人っ子。「試合中に死亡したプロボクサーだった父の夢、世界チャンピオンを自分が目指す」――、というストーリーのボクシング漫画「がんばれ元気」に心を打たれ、地元のシュガーナックルボクシングジム米子店の門を叩いたのは小学2年の時だった。以降、日体大に進学するまで通い詰めることになる。