中田翔は巨人でも打撃絶不調…原監督それでも「二軍行き」決断できない“身から出たサビ”
「原監督も扱い方が難しいというか、頭を悩ませているのではないか」
巨人OBで評論家の高橋善正氏がこう言った。
■打率1ケタ台
7日のDeNA戦で2試合連続スタメン落ちとなった中田翔(32)のことだ。この日は途中出場して2タコに終わり、打率.147、1本塁打、2打点。
しかも同日には、原監督が「最後のとりで」と話す新助っ人のハイネマン(レッズ3A)が二軍の日本ハム戦に来日初の実戦出場。4タコに終わったものの、早ければ10日にも一軍に合流する予定で、右手甲の骨折でリハビリ中の梶谷も、一軍復帰に向けて順調だという。
この2人が一軍登録されれば代わりに、今いる一軍メンバー2人を二軍に落とすことになる。一軍にいてもほぼ出番がない陽岱鋼はもちろん、原監督は19打数連続無安打と不振の丸にも、「この前みたいに(二軍落ち)しなきゃいけなくなる」とハッパをかけているが、今の中田の状態を見れば、いつ二軍落ちしてもおかしくない。