カーリング女子ロコ・ソラーレが世界最終予選進出も…北京五輪切符にはまだまだ難敵が

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■3位以内が条件

 関係者が言う。

「世界選手権は中盤の5連敗がすべて。特にドイツ戦が痛かった。相手はコロナ感染者が出たことでメンバーが3人。スイープ(ブラシで氷上を掃きストーンの速度や方向を調整)で消耗しているのに延長の第12エンドで競り負けた。スキップの吉村(紗也香・29)はこの日も2点取れる第4エンドで大きなミスをした。世界選手権の時も『ロコの藤沢なら』と思わせるミスが多々あった。道銀は世界選手権2位のRCF(ロシア連盟)や3位米国とは1点差負け。カーリング王国のカナダには勝っている。ロコも五輪のメダル候補に実力で大きく劣っているわけではない。最終予選は韓国、スコットランド、ドイツと日本の4カ国で3枠を争うことになるはず。ロコなら3位以内は確保してくれると思いますが……」

 カーリングは1998年長野五輪から正式競技になり、女子は6大会連続で出場している。前回五輪で「もぐもぐタイム」が話題になり、初のメダルで国民を沸かせたロコ。北京の切符を逃すわけにはいかない。

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