カーリング女子ロコ・ソラーレが世界最終予選進出も…北京五輪切符にはまだまだ難敵が

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 崖っぷちからの大逆転だった。

 2020年日本選手権優勝のロコ・ソラーレ(以下・ロコ)と今年の同大会Vの北海道銀行(以下・道銀)の戦いは第5戦までもつれ、ロコが2連敗から3連勝。接戦を制して12月の世界最終予選(オランダ)にコマを進めた。

 インタビューではメンバー全員が涙、涙。スキップの藤沢五月(30)は「(勝負を決める最後の1投は)本当に緊張しました。北海道銀行さんや他のチームの思いも抱いて、次の大会にしっかり臨んでいきたいです」と言った。

 5月の世界選手権(カナダ)は道銀が5勝8敗の成績で1次リーグ敗退(11位)。上位6位までに入れず五輪切符を獲得できなかった。ロコが北京五輪に出るには、9カ国が出場する世界最終予選で3位以内が条件となる。

 18年平昌五輪で、男女通じて史上初のメダルを獲得したロコ(当時はLS北見)は、北京で2大会連続のメダルを狙っているが、最終予選には前回五輪で銀の韓国や4位のスコットランド、強豪のドイツも出てくる。五輪への出場は容易ではない。

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