サイバーA傘下「プロレスリング・ノア」50代レスラーの老獪な闘いが面白い!

公開日: 更新日:

 50代が幅を利かせるノアのリングに、若手も黙ってはいない。

 <なんだよこの高齢化したリーグ戦。こんな老人ホーム化したリーグ戦でノアの未来見えんのか>

 こう皮肉を放つ拳王とともに「N-1」決勝リーグに進出した清宮、中島、北宮といった若手実力派とベテランの闘いが、ノアのマットでいい具合に化学変化を起こしているのは確かで、ベテラン勢が若手を翻弄する姿は見ていて痛快だ。

 武藤、丸藤らのチーム「エムズ・アライアンス」のメンバーで、プロレスフリークの松井珠理奈が「N-1」の番組で「今好きな人だけでなく、昔から好きな人も楽しめる」と話したように、実際、今どきのプロレスに物足りなさを感じていたファンが、<昭和、平成の香りがする>とノアマットを見始めているとも伝え聞く。

 ここ数年、ブシロード傘下の最大手・新日本を除く、中小プロレス団体の経営はコロナ禍で不安定さが増していたようだが、資本力のあるサイバーエージェント傘下に入ったことで団体運営は安定し、さらに進化していくことが期待できる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース