渋野日向子ようやく復活の予感…首位と1打差3位発進、米ツアー予選会前に弾みつけられるか
5戦連続トップ10入りから一転、予選落ち。そんな前週から復活の気配をみせたのが渋野日向子(22)だ。
29日の「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」初日、10メートル近い強風に苦しむ選手が続出したにもかかわらず、渋野は1打差3アンダー3位タイの好スタート。「なんとか耐えられた。距離感は合っていたと思う」とはホールアウト後の本人だ。
もっとも6番まで3バーディー、3ボギーと出入りの激しいゴルフ。初日に6オーバーで予選落ちした前週のように、ひとつ歯車が狂うとガタガタと崩れるモロさがいつまた顔を出さないとも限らない。
渋野は12月の米女子ツアー最終予選会(Qスクール=アラバマ州)に参戦する。米女子ツアーは選手層が厚く、コース自体もタフだ。今後を考えたら、国内ツアーをぶっちぎって勝つくらいでないと厳しそうだ。