ヤクルト高津監督は守護神の第1戦3失点を責めず 逆転日本一へ“初志貫徹”でチームに一体感

公開日: 更新日:

 第1戦の九回、ヤクルトの守護神スコット・マクガフ(32)がオリックスに2点差を引っくり返され、痛恨の逆転負けを喫した。高津臣吾監督(52)はそれでも「そういうこともある。すごく難しいイニングを任せている。全力でいった結果だと思う」と責めなかった。

【写真】この記事の関連写真を見る(19枚)

 ヤクルトの元エースとしてクローザーの高津監督と何度も日本シリーズを経験した評論家の川崎憲次郎氏がこう指摘する。

「日本シリーズは他とは違う独特の雰囲気があります。初戦はマクガフも焦っていたように感じますね。無死一、二塁からの送りバントを三塁へフィルダースチョイスしたのが痛かった。第2戦は高橋が完封しましたが、高津監督は我慢強いので、今さらジタバタしないはず。マクガフは東京五輪の米国代表でもピリッとしなかったし、優勝争いの最中に巨人戦で打たれたりしましたが、それでも変わらずに信頼し続け、抑えの座を任せたことで31セーブ(リーグ3位)を挙げてリーグ優勝に貢献してくれた。4番の村上にしても、我慢強く起用し続けたから今があるのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係