森保監督「序列重視否定」のお手並み拝見…W杯出場圏内2位浮上、オンライン取材で見せた“ある”変化
日本代表の森保一監督(53)が1日、オンライン取材で「序列重視起用」を否定した。
「(選手起用など)序列がありますか?」「スタメンが相手に読まれているのでは?」といった質問に対して「チームづくりにベースは必要。序列はある。しかし絶対ではない。招集する過程で情報を収集し、練習を見ながら動けるか、機能するのか、見極めて起用している」とコメント。「序列重視」を否定した。
2022年カタールW杯最終予選の序盤で2敗を喫し、指揮官は「スタメン・戦術・選手交代が硬直化している」と批判の矢面に立たされた。
それでも4戦目オーストラリア戦で新布陣「4DF-3MF-3FW」を採用。2-1でモノにすると3勝2敗で迎えた11月17日の天王山オマーン戦では、後半から従来布陣「4-2-3-1」に戻してMF三笘、DF中山ら東京五輪組を起用して3連勝につなげた。
「確かに経験、実績尊重の傾向はあったが、最終予選を通じて監督自身が変わりつつある」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が続ける。