阪神藤浪が巨人エース菅野に泣きつく赤っ恥 宿命のライバル球団が自主トレで合体の異様
■「阪神には藤浪が頼れるコーチがいない」
そこで藤浪である。9年目の今季は二軍落ちや中継ぎ転向を余儀なくされ、3勝3敗4ホールド、防御率5・21。背水のシーズンへ向けてワラにもすがりたいということだろう。巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう言った。
「もう阪神に頼れるコーチや選手がいないのでしょう。なりふり構わず、巨人のエースに阪神の投手が泣きつくというのは、一昔前ならあり得なかった話。ただ、藤浪からすれば進歩だと思う。風当たりが強くなることは承知の上で、菅野に連絡したのは最後の手段。藤浪の150キロ台後半の球威は武器になるし、今年もストライクゾーンに入った時は抑えていた。私は技術的なことよりメンタルの部分が大きいとみている。それだけの覚悟があれば、変身する可能性はある。もし藤浪が化けたら、阪神の首脳陣は形なしですね。これまで何をやっていたのかという話になりますから」
藤浪が覚醒すれば、阪神にとっては恥の上塗りである。