「大鵬の孫」王鵬は素質一級品も…“お坊ちゃん気質”からの脱却が課題

公開日: 更新日:

 貴闘力はそのしこ名通り、闘志を前面に出す相撲が持ち味だった。研究熱心で、当時土俵に君臨していた曙、武蔵丸の両横綱に対しても一歩も引かず、勝つための工夫を怠らなかった。王鵬自身は自他ともに認めるお爺ちゃん子だが、同じ世界を選んだ以上、祖父の名声に苦しめられることもあるだろう。素質は一級品。父に負けない気迫を身に付ければ、角界の頂点も夢じゃない。

▽王鵬 幸之介(おうほう・こうのすけ)
●本名は納谷幸之介
●2000年2月14日、東京都江東区出身
●191センチ、181キロ
●最高位は現在
●小学生時代、わんぱく相撲で清宮(日本ハム)に勝ったことがある

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…