日ハムは新庄監督主導で地獄のキャンプに コーチ陣「結果出なきゃ1年でクビ」で戦々恐々
そんな“超人”が打ち出した構想に選手のみならず、「結果が出なかったら1年でクビ」と通達を受けているコーチ陣も戦々恐々ではないか。
新庄監督はコンディション維持に対してシビアな考えの持ち主だ。監督就任早々に出演したテレビ番組では、球団一の俊足を持つ五十幡亮汰(23)を評価しつつも故障の多さを指摘し、「ケガをしてしまったら一般人やからね。意味ないのよ。そういう選手はいらないよね」と、バッサリ。
また、自らの考えをイベントやメディア、SNSなどを通して積極的に発信しており、新人に向けて「1年目はコーチの言うことを聞かないでほしい」、コーチ陣には「こうすればこうなるということを簡単にうまく指導してあげることが大切」とメッセージを送っている。10年間に及んだ栗山政権時代は選手の自主性を重視しており、全体練習が少ない球団として知られていた日本ハム。2週間後に控える地獄のキャンプでコーチ陣は新様式を受け入れつつ、選手をぶっ壊さないようにしながら結果を残すことが求められる。
正念場を迎えるのは選手だけではなさそうだ。