日本ハム新庄監督「こだわりない」と断言 背番号「1」の後継者 “本命・対抗・大穴”は?
「シーズン中でも、1番をつけさせたいという選手がいたら、すぐに変えます」
こう断言したのは日本ハムの新庄剛志新監督(49)だ。
21日、札幌ドームで行われた新ユニホーム&チームスローガン発表会見。青と白を基調とした真新しい戦闘服を身にまとった指揮官はかねて、「スター候補を僕が育てて、その子に1番をつけてもらいたい」と言っていた。「そんなに1番にこだわりはない。選手がつけるのがいいと思う」と話すなど、早ければシーズン途中での禅譲もありうる。
背番号「1」を巡っては、すでに若手を中心に争奪戦が勃発。2年目の今川優馬が新庄監督就任直後に名乗りを上げると、ドラフト4位新人の阪口楽(岐阜第一高)も将来的に目指したいと意気込んでいる。
現時点での最有力は、新庄監督が4番候補に挙げている五十幡亮汰(23)か。長年、センターを守っていた西川遥輝が楽天へ移籍。ポスト西川として大いに期待されているし、新庄監督は現役引退後、センターの後継者である森本稀哲に「1」を譲った。