日ハム清宮は「勝負の5年目」なのにコロナ感染で出遅れ必至…新庄監督はダメならバッサリ
それは新庄監督が下した減量命令からも見て取れるという。
「普段から鍛えているアスリートが減量する場合、筋肉のレベルを維持しながら、より効果的に体を動かすために緻密な計画を練る。一方、清宮はたったの2カ月で10キロも落としました。普通に考えれば異常なことです。ただ痩せただけなら、筋肉も落ちる。『キレを出すため』という目的を見失っているようにも映ります」(同)
新庄監督はああ見えてシビアな考えの持ち主。昨年のスタッフ会議ではコーチ陣に「結果が出なかったら、皆さんも1年でクビになってください」と言っている。複数年契約にも否定的で、自らも球団から提示された10年契約を「甘えが出てくる」と辞退し、単年契約を結んでいる。選手も「一年一年が勝負」という考え方だ。
■特別扱いから勝負の年に
清宮は前任の栗山監督時代、成績度外視で一軍起用された年もあるなど、特別扱いされてきた。しかし、新庄監督は「開幕一軍のスタートラインは横一線」と強調するように実力至上主義。先日はエースの上沢に対しても「調子が悪かったらすぐ二軍に落とすからね」と話したくらいだから、清宮クラスはかなりアピールが必要になるだろう。
清宮だけに限った話ではないが、シビアな“新庄流”に選手は覚悟しておいた方が良さそうだ。